不動産鑑定士について
適正な不動産の価格を判断する専門家として国によって設けられた制度です。
この制度にもとづき、国家試験を経て認定されるのが不動産鑑定士です。
主な活動内容
一般鑑定
個人や法人から依頼をいただいて、一般の土地建物評価を多数行っています。
地価公示や県地価調査の評価
適正な土地取引の指標とするため、毎年行っています。
また、その価格は、新聞等により広く公表されています。
相続税・固定資産税標準地の評価
税務署や市町村からの依頼により、毎年行っています。
公共用地の買収評価
道路拡幅などによる用地買収価格を評価します。
裁判上の評価
競売不動産の最低落札価格や争いの対象となっている不動産を評価します。
不動産の時価評価
不動産鑑定士が対象としている不動産の時価評価には次のものがあります。
・販売用不動産の強制評価減
・減損会計における「減損の兆候」の把握
・減損会計における正味売却価額の把握
・投資用不動産の時価の評価
減損会計
減損会計とは、企業が所有する固定資産の収益性が低下して投資額の回収が見込めなくなった場合に、回収可能性を反映するように簿価を減損する会計処理です。
米国に続きEUも2005年の減損会計導入を決め、我が国も2006年3月期から強制導入を決定(企業判断により、2004年3月期から適用可)。会計手法のグローバルスタンダードとして、国際的なコンセンサスとなりつつあるようです。
米国に続きEUも2005年の減損会計導入を決め、我が国も2006年3月期から強制導入を決定(企業判断により、2004年3月期から適用可)。会計手法のグローバルスタンダードとして、国際的なコンセンサスとなりつつあるようです。
鑑定評価によって判断された価格は、「不動産鑑定評価書」という書類をもってご報告いたします。